FreeStyleリブレの特徴とグルコース値の測定方法

当ブログのグルコース値測定はFreeStyleリブレという「アボットジャパン」というメーカーの製品を使っています。

主に糖尿病患者向けの医療用機器ですが、Amazonなどで簡単に買うことができ、糖質制限ダイエットをしている人の多くが利用しています。

血糖値を測定する時は基本的に小さい針で指先に血を出して測定しますが、FreeStyleリブレは腕に装着すれば、血を出すことなく測定が可能です。

ここではFreeStyleリブレの特徴と測定方法の流れについて解説して行きます。

FreeStyleリブレを使ったグルコース値の測定方法とは?

FreeStyleリブレは間質液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度を測定する機器となり、糖尿病患者などの使われる医療機器となります。

糖質を測定するには針で指先を傷つけて血を出して測定する必要がありますが、グルコースであれば腕にセンサーを取り付けることで測定することができます。

血糖値とグルコース値の違い

血糖値とグルコース値は「全くのイコールでは無い」ですが、ほぼ比例的な動きをしていて、血糖値が上がった後に間質液中のグルコース値(ブドウ糖)が高くなります。

血糖値が下がってくると、その後のグルコース値も下がって来ます。

血糖値が上がった5分~10分ほどのタイムラグはありますが、同じ動きをするため、グルコース値を測定することで血糖値に似た数値を測ることが可能です。

グルコース測定に必要なもの

グルコース測定に必要なものは、基本的には「FreeStyleリブレReader」と別売り「FreeStyleリブレセンサー」の2点が必要になります。

Readerが8,000円ほど、センサーが1つ8,000円ほどになり、センサーは2週間で使えなくなる「使い捨て」のものです。

Readerについては、現在はスマホアプリ(無料)があって代用可能なので、センサーとスマホアプリのみでも利用することができます。

Readerがあるとパソコンに読み込んでデータを詳しくみることができるので、必要があれば購入するようにしましょう。

センサーは二の腕に装着(針付き)

センサーはこのように針の付いた、粘着テープになっていて、これを二の腕に装着します。

専用の取り付け道具が付いていて、刺す時に痛みはほとんどありません。

(私の感想では痛みはゼロではないが、注射の10分の1以下の痛みくらい)

取付けのイメージ

初めての人は装着方法が心配だと思うので、別ページで詳しく解説して行きます。

FreeStyleリブレの測定方法

腕にセンサーを装着したら最初にセンサーの起動作業があります。

最初にReaderかスマホをセンサーに近づけ、ピッと読み取りましょう。

右の画像のように、起動中の画面になるので60分待ちます。

60分経ったらグルコース値の測定が可能になります。

グルコース値の測定

60経ったら測定が可能になり、いつでもグルコース値の測定をすることができまう。

センサーにReaderかスマホを近づけてピッと読み取るだけです。

このようにセンサーを一度取り付けてしまえば、後は定期的に読み取るだけなので、とても簡単にグルコース値を測ることができます。

グルコース値の正常値

いくつかの医療サイトを見ると、通常の人(糖尿病ではない人)の場合はグルコース値が70~140mg/dlになるようです。

常時200mg/dl以上の場合は糖尿病型と判定されます。

グルコース値は低すぎても良くなく、50mgを下回ると脳のエネルギー不足になり、意識が朦朧もうろうとする、頭痛やめまいがするといった症状が出てくるので注意しましょう。

過度に糖質制限をやり過ぎると50mgを下回る可能性があるので、必要があれば糖質を少し摂って調整するようにしてください。

センサーは8時間までしか記録していない

グルコースのデータはセンサーに残り、それをReaderかスマホで読み取る方法になります。

センサー内部の記憶データは8時間までとなるので、8時間以内に読み取りが必要になります。

ですので、夜寝る前に読み取り、朝起きたらすぐに読み取るようにしましょう。

日中も定期的にセンサーに近づけてピッと読み取る必要があります。

まとめ:装着方法は別ページで紹介

FreeStyleリブレの特徴と測定方法を紹介して来ました。

センサーの装着は初めての人は心配だと思いますので、別ページで詳しく解説して行きます。

> FreeStyleリブレの初期設定と使い方・装着方法